空き家の活用方法
自主管理
ケース
今後、自身や家族が利用する可能性がある場合
メリット
定期的なメンテナンスをすることによって建物の劣化を防ぎ、資産価値を保つことができる。
建物活用
ケース
建物自体が利用できる場合
メリット
賃貸経営による家賃収入が得られる。思い入れのある建物を残しておける。賃借人が室内の手入れをおこなってくれる。
解体・建替え
ケース
- 建物の老朽化が激しい場合
- 資金に余裕がある場合
メリット
賃貸経営による家賃収入が得られる。収益性が高いものを計画できることもある。
解体・土地活用
ケース
建物の老朽化が激しい場合
メリット
なるべく費用をかけずに土地を有効活用でき、賃料収入を得られる。建物老朽化のリスクがない。
更地にし売却
ケース
- 早く売却をしたい場合
- 建物の老朽化が激しい場合
メリット
更地の方が買い手がつきやすいため、早く売却できる傾向にある。建物の不具合について責任を負うことがなくなるので、トラブルのリスク軽減。
そのまま売却
ケース
- 費用をかけずに売却したい場合
- 中古住宅または古家付き土地として売却する場合
メリット
解体費用がかからず、負担が少ない。早期に売却できない場合も、固定資産税や都市計画税の軽減措置を受けることができる。
老朽化した空き家はどうしたらよいですか?
倒壊の危険があったり、近隣に迷惑をかけているものは、すぐにでも片付け、改修、解体に向けて対処しましょう。
市区町村によっては改修や解体の補助金が申請できることもありますので行政の窓口へ相談してみましょう。
また、水道・電気・ガスなどのインフラ設備が老朽している場合、新たに引き直しが必要になる可能性があります。そうなると多額のリフォーム費用がかかることを想定しなくてはなりません。
売却や貸出しを検討する場合は、空き家の取り扱い実績のある不動産会社やリフォーム会社へ相談してみましょう。