団体概要

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OUTLINE概要

名称
特定非営利活動法人 空き家活用プロジェクト
所在地
東京都渋谷区渋谷二丁目12番19号 東建インターナショナルビル本館1F
設立日
平成28年11月11日
代表理事
大河 幹男
TEL
03-3486-0028

HISTORY設立の背景

都市部を中心に使用されていない「空き家」の増加が社会問題になっています。空き家の増加は、地域活力の低下を招くばかりでなく、犯罪の温床になりリスクも高まります。
今後、少子高齢化による人口減少によって、空き家はますます増加するものと考えられ、その対策が急がれています。
こうした状況を受け、空き家についての実態調査、情報の提供に関する事業、空き家の有効活用などについての啓発及び啓蒙に関する事業の推進を目指し、本NPO法人を設立しました。空き家を増加させない《まちづくり》の実現を図ってまいります。

MESSAGE代表メッセージ

代表理事 大河 幹男

NPO法人
空き家活用プロジェクト
代表理事 大河 幹男

プロフィール
三重県出身。成城大学卒業後、大手製鉄会社系商社から大手デベロッパーを経て、2009年に株式会社ジェクトワンを設立。首都圏を中心に、古くなった建物や用途に困っている土地など、問題を抱える不動産所有者に対して様々な有効活用法を提案する。
2016年より地域に目を向けた社会問題解決型の空き家活用サービス 『アキサポ』をスタート。
2023年4月、NPO空き家活用プロジェクトの代表理事就任。

空き家の解決には「空き家に新たな役割を与えること」が重要です。

昨今、空き家の増加が問題視されていますが、日本全国の住宅総数(約6,240万戸)の13.6%(約848万9千戸)が空き家となり、有効活用されずに放置されている状態です。
空き家が発生する最も一般的な原因は、相続によって実家などの不動産を引き継いだ場合です。相続した不動産の近々の使い道がないとわかっていたとしても、家族で過ごした思い出が残っていたり、相続者間で話し合うことが難しかったり、将来使用する可能性があったりと、各家庭のさまざまな事情により建物が放置されたままになることが多いです。
しかし誰も住まずに建物が放置され続けると、徐々に朽ち果ててしまいます。建物や土地に新たな価値を生み出すためには、誰かが住んだり利用したりすることが必要なのです。

私たちはそうした用途を失った建物を活用することで、空き家問題に取り組んでいます。シェアキッチン、シェアオフィス、カフェなど、建物に新たな役割を与えることで、空き家を再び人々が集まる場所に変え、地域の活性化につなげてきました。
空き家問題を解決するには「管理」や「放置」では根本的な解決には繋がらず、新たな役割を与えることが重要です。そうすることにより、建物や土地の価値を継続させ、将来的な空き家の発生を減らすことができます。

ただし、私たちの目標は単に空き家の利活用だけではありません。所有者の悩みを解決し、空き家の数を減らすことで、社会全体の活性化や地域の振興に寄与したいと考えています。空き家のお悩みの所有者さまは、諦めずにまずは一度ご相談ください。私たちは皆さまの思いに寄り添い、最適な解決策を提案する窓口となります。
私たちは日本全国で空き家の減少を目指し、建物や土地の有効活用によって日本の地図を変えていくことを願っています。また、この思いが私たちの活動の原動力でもあります。